読書の費用対効果は非常に高いです。
大抵は2000円もしないで、著者の英知を得られます。
Amazonの中古本であれば、わずか数百円です。
ただ、本を読むと言っても一冊二冊読んだところで正直大して変わりません。
テクニック本やノウハウ本であればすぐに実践して効果が期待できますが、読書は筋力トレーニングと似ていて、すぐに効果があるものではありません。
しかし、基礎トレーニングで締まった身体があれば、どんなスポーツを始める際にも有利になるように、読書を習慣化する事で、基礎知識がアップし副業やビジネスを行う際に非常に有利になります。
目次
■読書をするだけで頭一つ抜け出せる
会社勤めをしていた時、周りを見渡してみても読書をしている人はほとんどいませんでした。
漫画以外では、たまに娯楽小説を読んでいる人がいるくらい。
本を読んだ方がいいよ……などと言うつもりはありません。
むしろそのままにしてくれていた方が差が付けられますからね。w
とはいえなかなか読書はできないと思われるかもしれませんがスキマ時間だけで無理なく年間100冊は読む事ができます。
これだけで周りと圧倒的な差がつけられますね。
■自分の実生活に役立たせるつもりで読む
大抵の書籍は、そのまま受け取るだけではあまり役に立ちません。
書いてある事は、自分流にかみ砕いて吸収しないと読書する意味が半減してしまいます。
「へー、これは勉強になった」
「良い事言うなぁ」
……で終わらせずに、著者の意見に対して自分の意見を考えてみたりすると血肉となって吸収できます。
ただの物知りになって終わりでは、意味がありません。
自分の生き方や考え方、副業や本業に活用して初めて役に立ちます。
■読書の目的は、本を読むことではない
読書は、知識を吸収できればよいのでキッチリと一字一句見逃さずに読む必要はないです。
書籍として出版するために、中にはページ数を水増ししている本もあったりするので、蛇足な部分や既知のところはバンバン飛ばして読んでも大丈夫です。その時間で他の本がもう一冊読めちゃいますからね。
これはあまり必要ないと思ったら、章単位で飛ばしちゃってもOKです。
それに、一字一句逃さず読んだところで自分にとって必要なこと以外はすぐに忘れちゃいますから。
テスト勉強ではないので、内容を暗記する必要もありません。
せっかくお金を出して買ったのに読まないところがあるなんてもったいない……と思って、必要のない所を読む時間の方がもったいないです。
たとえば、一生に10,000冊しか読む時間がないとして隅々まで5,000冊読むのと、自分にとって必要な事だけを拾って10,000冊読むのは、どちらが結果が出せるかって事です。
目的は結果を出す事です。
本を読むことではありません。
「1冊の本で何か一つでも学べればいい」くらいのつもりで読めばいいんです。
■ひとつの事柄は複数の本で多面的に読む
例えば、ひとつの事を調べるんだったら最低でも3冊くらいの本を読んで、違った角度からみると理解がグッと深まります。
そうすると初めて物事が立体的に見えてくるようになります。
一方向から見ていては、いつまでも平面のままです。
著者ごとに考え方の違いもありますし、違った切り口で書いていたり反対意見を言っている著者もいます。
また、自分にとって未知の領域のジャンルの場合は、最初に超入門用の書籍でザックリと概要を把握してから専門的な書籍に入っていくと理解が早いです。
これは資格試験の時によくやっていたのですが特に難解なジャンルは「マンガでわかる○○」とかから入って概要をつかんでから、一般書籍を読み始めると理解が早くなります。
■紙の本と電子書籍、どちらがいいのか?
最近出版されている本は、ほとんどが電子書籍化されています。電子書籍であれば、何冊あっても場所は取りませんし、通勤などの際にスマホで読むのであれば持ち運びもすごく楽です。
ただ、紙の本のように流し読みする時にパラパラとページ送りができないのと、紙に比べて多少目が疲れるというのがあります。
どちらも一長一短あるので、私は良いトコ取りするように、外出先では電子書籍、家では紙の書籍という風に使い分けています。
たまに同じ書籍の紙と電子書籍を買ってしまう事もあるのですが……。
その他にも、書籍を音声化して販売しているaudiobook.jp(オーディオブック)や、本の要約サイト flier(フライヤー)なども、時間を有効活用をするうえではとても利用価値の高いサービスです。
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