ヤフオクで1円でも高く売るためには、タイトルも大切ですが写真は非常に重要です。
写真の撮り方ひとつで落札価格を大きく左右します。
出品している商品は良い物なのに、写真がイマイチで落札価格が10%減になっているのをよく見かけますが、これはすごくもったいないです。
検索する時は文字を入力しますが、検索後は写真を中心に探していく事になるため
たくさん出品されている商品の中で、少しでも目立つ必要があります。
売れる写真といっても、高級な一眼レフのカメラが必要な訳ではありません。安いデジカメやスマホのカメラで十分です。
このパート1では、写真の掲載方法について説明していますが、実際の撮影方法についてはパート2で詳しく説明していますので合わせてご覧ください。
目次
■生活感を感じさせない
例えば新品のブランド物だとしても背景に電子レンジや洗濯物が写っていたりして生活感丸出しだと、商品価値が低く見えてしまいます。
ですので背景には、余計なものが入り込まないように注意しましょう。
また、意外にもネットショップのような凝りまくった写真は、逆に敬遠されてしまうというのもヤフオクの特徴です。
素人っぽさを残したまま、綺麗な写真を撮るのがコツです。
■映り込みに注意
プラスチックやガラス製品など、反射する商品の場合は映り込みにも注意した方が良いです。
室内の様子が写ったまま出品されている商品もよく見かけますが、これも生活感を感じさせてしまうので避けましょう。
ちなみに、自分自身の姿が写ってしまうと恥ずかしいwので、少し角度を変えてみるとか物陰から撮影するとか試してみましょう。
■キズなどは正直に写す
少しでも高く売りたい気持ちはわかりますがキズを隠して売ったりするのはやめましょう。
ウソをついても確実にバレますし、評価にも響きます。
報復評価を恐れて悪い評価を付けない人もいますが、クレームがなかったとしてもリピーターにはなってくれません。
そもそもこれから本格的にビジネスをやっていこうとしているのに、こんなところで人を騙そうとしているようでは先が見えてしまいます。
その商品の落札価格は多少下がるかもしれませんが「キズも正直に説明している出品者」という事で他の商品への信頼度が高まり、結果的にはプラスになります。
■NG行為
時々、写真なしで出品しているのを見かけますが
これは入札される可能性が、かなり下がりますので絶対にやめましょう……。
カメラを持っている人が少なかった時代ならまだしも、スマホにカメラが搭載されているのが当たり前の時代に写真を掲載していないというのは、何か写真を出せない理由があるのではないかと思われてしまいます。
かといって、インターネットで見つけた写真を安易に使ってはいけません。写真には著作権がありますので最悪の場合、高額な使用料を請求される場合もあります。
また、メーカー写真も使うのは避けましょう。これも当然著作権がありますし、落札者側の立場で考えると信用面で不安があります。
それは
本当に現物をもっているのか?
という事です。
基本的に物を買う場合の信頼度は
実店舗 > ネットショップ > 個人売買
という順番です。
メーカー写真を使っている場合、それは実際に送られてくるものでは無いため、実物にはキズがあったりするのではないかと警戒されてしまいます。
もちろん、手ブレやピンボケの写真もNGです。
最近のカメラは性能が良いのであまり無いとは思いますが、同じ写真を2枚ずつ撮っておくと1枚失敗したとしても、もう1枚はキチンと撮れていると思いますので撮り直す手間が無くなりますのでオススメです。
後で失敗に気付いて撮り直すのって、すごく面倒ですしストレスになりますので、保険をかけておきましょう。
■写真の形は「ヨコ型」でアップしよう
メルカリやラクマは正方形の写真でしか出品できませんが、ヤフオクはヨコ長やタテ長の写真をアップする事ができます。
ただし、検索された時のリストでは、タテ型の場合、左右に余白ができてしまいますのでヨコ型の写真をアップするのがおススメです。
一覧表示された時に写真の面積が大きければ、それだけ目立つ事ができます。
もし、商品がタテに長い物であっても左右部分を背景として、写真自体はヨコ型にした方がサムネイル表示が大きくなりますので目立ちます。
また、スマホの「ヤフオクアプリ」の場合は、他のフリマアプリのように正方形です。自動的にはみ出した部分が非表示になりますが、少し注意が必要です。
ヨコ型の場合は左右が非表示になり、タテ型の写真の場合は上下が非表示になります。
写真をタップして商品ページに進めば全部表示されますが、検索中には非表示になっている部分があるので、非表示になる部分に「見せたい部分」が来ないようにします。
2枚目以降の写真は、別の角度からの写真や細部の拡大写真ですのでタテでもヨコでも問題ありませんが、写真をアップする時に写真を回転する手間が増えてしまいますので、全部ヨコで統一した方が良いです。
■セット販売の場合は全部写す
同じ商品やいくつかの商品をまとめて売りたい場合は1枚目の写真に出品商品を全部載せましょう。
これもよくあるのですが、1個だけの写真を載せて、タイトルや商品説明に「○個セットです」と記載しているものはスルーされる可能性があります。
まとめて購入したいという人は結構いますが、検索した時の写真が1個では見過ごされてしまいます。
探している人は、膨大な数の中から探しているので、ひとつひとつじっくり見てくれません。
■写真は何枚アップするのが良いのか?
写真は最大10枚まで掲載する事ができますが、全部埋める必要はありません。
その商品のポイントとなる部分をアップすれば大丈夫です。
例えば……
- メインの全体写真
- 裏側の写真
- 型番や製造年月日などが記載されている部分
- 未開封であれば、封の部分
- キズなどの拡大写真
たくさん出品する場合は何枚も写真を載せるとなると、かなりの労力になってしまいますので、私の場合は全体写真1枚だけで出品する事もよくあります。
ただ、高額商品はできるだけ色々な方向から写真を撮り、たくさん掲載した方が安心されます。
500円の書籍ならまだしも、10万円もする有名ブランドのバッグを写真1枚ではなかなか買えませんよね。
■まとめ
写真撮影は、ヤフオクの出品作業の中でも面倒なものの一つですが、商品の売れ行きを左右する重要なものです。
ちょっとしたコツで落札価格が変わってきますので、商品タイトル同様いくつかのポイントを押さえるだけで落札価格がアップします。
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