ヤフオクの場合、普通に検索すると表示されるのは
出品した商品の「タイトル」に含まれる文字列ですので
タイトルの付け方はとても重要です。
ちなみに、他のフリマアプリなどでは
商品説明文の文字列も検索対象になりますので
商品説明の方に検索キーワードを書いておけばいいのですが
ヤフオクの場合は、タイトルが非常に重要になってきます。
検索でヒットしなければ、存在しないのと同じ事ですからね。
トップページの商品カテゴリーからたどっていけば見つけられるかもしれませんが
多くの場合はキーワードで検索するでしょうし
カテゴリー表示では、出品数が多すぎて、なかなか見つけてもらえません。
また、タイトルに付けられる最大文字数は全角で65文字ですので
最大限有効活用しましょう。
■ヤフオクで高く売れる商品タイトルの付け方とテクニック
タイトルの付け方としては
正確な商品名、型番、
漢字、カタカナ、ひらがな、アルファベットなど
その商品を検索した時に、検索漏れしない様に入れます。
アルファベットの「大文字」と「小文字」は、どちらでも検索結果に反映されますので
正式な表記を1つ入れておけば問題ありません。
その他、色やサイズ、数量、付属品の有無、年式なども
あれば正確に入力しておきましょう。
それと、時々あるのですが変換ミスしやすいものも入れておく事をオススメします。
全く違う文字であれば入れる必要はありませんが
例えば、出品商品の固有名詞などで
変換すると第一候補にあがってくる微妙に違うキーワードは
そのキーワードで検索する人もいますので。
もちろん、正式な名称を入れる事もお忘れなく。
ちなみにその誤変換キーワードだけで出品している人もたまにいるのですが
そういう商品は入札者も少なく、落札価格も低いまま終了したりします。
これは「仕入れ」をする時に、安く購入できるテクニックですので覚えておきましょう。
また、「全角」と「半角」は自動判別してくれるので
文字数を稼ぎたい時は「半角」で入力すれば
より多くのキーワードを詰め込めます。
「半角」2文字で「全角」1文字分になります。
しかし、あまり細かすぎると検索にはヒットしても
今度は読み難くなってしまうので
あくまでも読みやすさを重視します。
アルファベットや数字は半角。
カタカナは全角が基本です。
なにも65文字全部を埋める必要はありません。
■出品商品に関係のない文字は入れない
また、時々見かけるのですが
とくにかく検索にヒットさせようと
あまり関係のない文字を入れているものがありますが
あのやり方はオススメしません。
自分で商品を探している時を想像してみると分かるのですが
全く関係のない商品が出てくるとイライラします。
落札者の心情的に「迷惑メールと同類」に思われてしまいますので
良い商品であっても入札を控えてしまう落札者もいます。
また、「この出品者の商品を非表示にする」ボタンを押すと
その出品者の商品すべてが検索結果から非表示にされてしまい
本来の見て欲しい商品までもリストから外されてしまうので
関係のない文字列をタイトルに入れるのはやめた方が良いです。
例外として、あまりにもマニアックな商品の場合は
検索されやすいように、関連したキーワードを入れても良いと思います。
その商品の存在自体が知られていないような場合です。
「★」や「■」などの文字は目立ちますので
キーワードの区切りなどに使用すると少しだけ目立てます。
塗りつぶされた文字が目を引き
有料オプションの「太字テキスト」に似た効果が期待できます。
ですので「☆」や「□」では、あまり目立ちません。
ただし、あまり「★」などを連発しすぎると
バナー広告っぽくなってしまい逆効果ですので
タイトルの文字数にもよりますが
1商品につき5個くらいにとどめておくのが無難です。
■アピールワードや使ってはいけないNGワードもあります
「新品」「未使用」「美品」「送料無料」などのキーワードはアピールポイントとして有効です。
もちろん闇雲に使えば良いというわけではなく
「新品」と「中古」が混在するジャンルではアピールになっても
「食品」などの「新品」が当たり前のジャンルで「新品」と言ったところで意味がありません。
「送料無料」は、送料の設定をしておけば「送料無料」のアイコンは付きますが
見過ごされがちなのでテキストにも入れておくとアピールできます。
「送料別」か「送料込」のどちらが良いとは一概には言えませんが
ヤフオクの場合は、他のフリマアプリと違い
送料は落札者負担での出品が多いため、「送料無料」を使うのであればアピールポイントになります。
この中で「美品」というのは「新品」の時に使用してはいけません。
「美品」は「(中古としては)美品」という意味が含まれているので
せっかくの「新品」なのに、「中古」と勘違いされてしまってはもったいないからです。
「即決」という言葉も表示形式によっては有効です。
スマホの「モバイル表示」や「ヤフオクアプリ」の場合は
どちらも「即決価格」が表示されるのですのが
「パソコン表示」の場合、商品リストを画像の下段のような表示にすると
即決なのかどうか分からないためです。
さらに、この下段表示の場合は
タイトル文字も後ろの方は省略されて表示されないので
「即決」の文字は先頭に付ける必要があります。
オークションを楽しむというよりも
すぐに欲しいという人も結構いますので、その対策です。
「非売品」「限定品」「終売品」などであれば
それも入れておくと良いです。
また、「訳あり」「難あり」などは記載しない方が良いです。
別にウソをつくわけではなく、商品説明や写真ではキチンと説明しますが
タイトルに入れてしまうと、
ごくわずかな「難」であってもクリックされなくなってしまいます。
ほとんど気にならない「難」であっても
クリックされなければ、商品説明を見てもらえませんので
これはもったいないです。
ただし完全に動作しない「ジャンク品」であれば
タイトルに含めた方が良いです。
クリックして「ジャンク」だったら萎えますし
「ジャンク」もひとつのジャンルです。
あえてコレを探しているマニアも結構いますので。w
■まとめ
一言に商品タイトルと言っても
いろいろなテクニックがあります。
ひとつひとつは微々たるものですが
すべて使ってみると結構な差が生まれます。
もちろん商品自体に価値がある事が大前提ですので
これらを使ったからといって、売れないものが
急に売れるようになる訳ではありません。
ですが、コストをかけずに少しだけ入札率や落札率のアップと
落札価格のアップが狙えますので、ぜひ取り入れてみてください。
全部の売上げを合計した時に数%でも増えていれば
後々、大きな差となって現れてきます。
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