スキマ時間を割り出す

時割

↑のようにスケジュール表が完成したら、さらに時間を有効活用していくためにスキマ時間を見つけていきましょう。

項目と項目の間のスキマではなく、項目の中から見つけていくのがコツです。

たとえば、移動時間。

これはもう定番中の定番ですね。

電車通勤されている方なら、電車の待ち時間、電車に乗っている時間、乗り換えの時間などです。
車通勤なら車で移動している間ですね。

その中で何ができるかをあらかじめ準備しておくとスムーズです。

電車待ち → オーディオブック、読書、電子書籍、メール
電車内 → オーディオブック、読書、電子書籍、メール
徒歩 → オーディオブック
車通勤 → オーディオブック
会社の休憩時間 → 電子書籍、メール

ここに挙げたのは一例で、自分の目標のためのタスクを細切れにして
色々と当てはめるといいと思います。

WebとかSNSは目的をもってやらないと、ただの時間つぶしになってしまうので注意が必要です。私もよくやっちゃいます……。

スケジュール表に落とし込んだ時間でやるまでもない事をスキマ時間に当てはめていくのがコツです。

まとまった時間には、スキマ時間でできるような事はやらない。

スキマ時間には情報収集をするとか、メールをチェックするとか。
雑用を済ませてしまうのもありです。

それとスキマ時間は、終わりの時間が決まっていることが多いので
集中できる利点もあります。

電車に乗っている時や待ち時間に、スマホゲームとかやってたらもったいないですよ。
人生というリアルゲームの方がはるかに面白いんですから。

ちなみに、スキマ時間はインプット、
まとまった時間はアウトプットとの相性がいいです。
資格試験の時は、暗記モノはスキマ時間だけでほとんど覚えてました。

スキマ時間をスケジュール表に入れてみる

これをスケジュール表に落とし込んでみると
↓こんな感じです。

隙間時間

起床したら、すぐにオーディオブックを聴きながら身支度です。
聴覚が刺激されて目覚ましにもなります。
朝はコーヒーを飲むだけで朝食は食べませんが
朝は食欲がないだけで、時間短縮というわけではありません。

通勤時間は満員電車でしたのでオーディオブックで。
スマホの画面を見る事すら厳しい状況でしたので電子書籍は無理でした。
ちなみに駅までの移動中もオーディオブックです。

昼食は素早く済ませ、残りの時間はスマホで電子書籍を読んでいました。

仕事中でも、細かい小休憩が取れる時には電子書籍を読んでいました。
細切れですけど1日でトータル30分くらいは読めますね。

残業は、月平均20~30時間くらいでしたので
1時間と、予備で30分を入れています。
早く帰宅できた時は、以降の作業を前倒しにして
副業のための「メイン作業」の時間を増やしていました。

帰宅の電車は、朝よりは多少ゆとりがあるので電子書籍。
無理ならオーディオブック。
ここでも徒歩の間はオーディオブックです。

夕食は、料理を作ったり、後片付けしたりする時間がもったいないので
帰宅途中に外食かお弁当を買っていました。
もちろん食事中もオーディオブック。

お風呂の中でもオーディオブック。
これは通勤用のタイトルとは別に、お風呂用として別タイトルを用意して
お風呂用として。
早めにあがって「メイン作業」に時間を割り当てます。

ちなみに、一般的には朝食を食べた方が良いとされていますが
生活習慣は自分に合ったスタイルでいいと思います。

■理想のスケジュール表に組み込んでみる

このスキマ時間を理想の1週間のスケジュール表に組み込んでみます。

↓元の理想のスケジュール表
理想のスケジュール表

↓スキマ時間(インプット)を組み込んだ理想のスケジュール表
理想のスケジュール表-隙間時間

ちょっとゴチャゴチャしてますけど

1週間のうち、約45時間分の赤い「メイン作業」はそのままで
他の行動にも影響を与えずに、15時間の黄色い「スキマ時間」を生み出す事ができました。

週に15時間だと、1年は約52週なので
スキマ時間だけで年間780時間です。
一睡もせずに32.5日間です!
まぁ、祭日があったりするので多少変わりますけど。

逆にいうと、今までそれだけの時間を無駄にしていたのかと恐ろしくなります……。
まぁ、過去を嘆くのは意味のない事なので、その反省をこれから活かしていけばいいんです。

週に15時間もあれば、本を読むのが遅くても毎週2冊(年間100冊)くらいは読めると思います。
オーディオブックの倍速再生をしたり読書スピードが上がってくればさらに増やせます。

スキマ時間の良いところは、ガッツリと時間を確保しているわけではないのがポイントで
本来ならば何もなく過ぎ去ってしまう時間を有効活用することで
ガッツリと確保した時間は「メイン作業」にあてる事ができます。

これに慣れてくると、たとえ10分でも
何もせずに電車に乗っている事が苦痛になってきます。

■極短のスキマ時間も無駄にしない

あとは、超短いスキマ時間ですね。

エレベーターが到着するまでの待ち時間とか
コピーを取っている時間やトイレとか……。(水没注意です)

たとえ1分であってもメールのチェックくらいならできますし
電子書籍の1ページくらいは読めちゃいます。

1日にこういった時間が何回発生するか。

雑用はスキマ時間だけで済ませてしまうくらいの
つもりでやると、まとまったメインの時間が有効に活用できます。

インプットだけじゃなく思考の時間も大事

ここまでスキマ時間を使ったインプットについて書いてきましたが
ビジネスを進めていくうえでは、思考の時間も大切です。

新しいビジネスアイデアを思いつくのは
お風呂だったり、トイレだったり、ベッドに入って寝ようとしている時だったりします。

あまりキツキツでやっていると、パンクしてしまいますので
時には思考の日を入れてバランスをとるのも良いと思います。

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