いつ会社がなくなっても大丈夫なように準備しておく

丈備

会社が倒産したら困るけど、そんなこと心配してもしょうがない

そんな風に考えていると、実際に会社が倒産したり
リストラにあったりした時に、慌てて不利な選択をしたり
とりあえずアルバイトをして生活費を稼ぐことで
人生の貴重な時間を消費してしまいます。

大企業だから大丈夫だとか
同僚もたくさんいるので大丈夫だとか
群集心理で安心していると
いざという時に素早く動けません。

自分の会社は業績が好調だから大丈夫だろう思っていても
主力製品に不具合が見つかってリコールがあったり、たった一人のアルバイトが起こした不祥事で
会社が傾いてしまう事もよくある事です。

■非常時の準備は平時にしておく

今後30年間に大地震が発生する確率は○○%などと
よく言われていますが、億年単位で活動している地球の予測をすることは
非常に難しいと思います。

だからといって、何の準備もしていないと
いざという時に路頭に迷ってしまいます。

会社も同じで、なにも起こっていない時に準備しておくことが必要です。

■収入を会社だけに依存しない

複数の収入源を持つことによる心理的余裕はすごく大きいです。
やれワークライフバランスだ、No残業デーだなどと
会社は美辞麗句を並べて常に人件費を削ろうとしてきます。

私が勤務していた会社では、今までは数十時間の残業代が支給されていたけど
部署異動があったり、残業費削減の動きがあり
残業がほとんどなくなって、給料が2/3や半分近くに減った人も多くいました。

本来であれば、残業代はあくまでも付随的なものなので
生活費に組み込んではいけないのですが
実際のところ、これをアテにして生活設計をしてしまいがちです。

それに残業代があって、ようやくまともな給料という会社も少なくないと思います。
会社は基本給を上げたくないですからね。
簡単に調整のできるボーナスや残業手当でカモフラージュしています。

■いつでも辞められる準備をしておく

副業での収入があれば、多少の蓄えもできるし
会社がなくなって給与収入が途絶えても
いきなり収入が0になるわけではないので
こころにゆとりが生まれます。

それになにより自分で稼げるという力と自信がつきます。

この安心感はとても大きく、会社にしがみつく必要もなくなるので
会社の奴隷になる必要がなくなります。
理不尽なことがあったりすれば、上司にモノが言いやすくなったりと
好循環が生まれます。

まぁ、あえて角が立つようなことをしなくてもいいんですどね。

■波が来たときに乗り遅れない

これがすごく重要なのですが、人生には波があります。
目の前にチャンスが現れた時に、すぐ動けるようにしておかなければ
せっかくのチャンスを逃してしまいます。

人生のチャンスなんて、そう多くありません。

副業もしていない、資金もない状態で
チャンスを見つけてから準備を始めたのでは完全に手遅れです。
チャンスは少しも待ってはくれません。

そもそもアンテナを張って準備をしていないと、そのチャンスに気付きすらしない場合が多いのですが……。

早期退職をうながされ、退職金が増額になった時などは
逆にチャンスであるとさえ言えます。

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