何かにつけて情報交換、社内交流などと言って飲み会をしたがる人々がいます。
実際は人のウワサ話や愚痴大会だったり、なんの生産性もない集まりです。
時間とお金の無駄遣いです。
目標を持った人間には苦痛以外のなにものでもないので
可能な限り回避していきましょう。
目次
■日頃からの準備が大切
できれば、最初から「お酒に弱いキャラ」を演じておくといいです。
誘われにくくなるし、やむを得ず参加したとしても二次会を断りやすくなります。
もう酒豪キャラになっちゃってるよって場合には、
家族を利用するといいです。
結婚していれば、パートナーから怒られるとか
親を病院につれていくとか。
あとは、お金がないキャラもいいですね。
子供が塾に通い始めてお小遣いを減らされたとか、
○○を買っちゃってとか
友達が結婚してご祝儀が……とか、
ボーナスシーズンには
「ボーナスをもらっても、○○でほとんど消えちゃうんだよなぁ」とか
あらかじめ周囲に吹聴しておくのがいいです。
トレーニングジムや習い事を始めたって事にするのは
話が思わぬ方向に展開する可能性があるので、やめた方がいいです。
ただ、この方法は「おごってやるから」という
ありがた迷惑な上司がいたりすると使えませんけどね。
■突発的な誘いへの対応
仕事も終わり、さっさと帰って今日もやるぞ!とモチベーションが上がっている時に
「今日軽く一杯どう?」なんて誘われる事もあります。
この場合、予め心の準備をしておかないとあたふたしてスムーズに断れない場合があります。
いつでも
「あー、今日は久々に彼女と会うんですよ」とか
「すいません、今日は歯医者の予約があって」とか
「地元の友達が田舎から出てきてて」など
サラッと断れるように、何パターンか準備しておきましょう。
これを繰り返していると、誘われにくくなるという正のスパイラルも生まれて好都合です。
あと軽く一杯の「軽く」ってのは全く根拠がありませんので要注意です。
一杯で帰るわけないし、一時間くらいで帰れるわけないですしね。
誘う際の枕詞だと認識しましょう。
一度行ってしまったら、相手もお酒が入っているので途中で抜けるのは非常に難しくなります。
なので、最初から断るのがベストです。
ちなみに、最悪だったのは「今日ヒマ?」と誘われた事があります。
たぶん自分自身が何の目的もなくヒマなんでしょう。
悪気はないにしても相手の時間(命)を軽くみているというかなんというか……。
もちろん軽く流しましたが、思い出すのも不愉快ですね。
たとえどんなにヒマだったとしても、こういう人とは絶対に行きません。
■会社のつまらない飲み会を断る具体例ベスト5
断るコツは、誘われたら悩まずに即答する事です。
迷った後で返答をすると断りにくくなってしまうので
そのためにも常に誘われる心の準備をしておきましょう。
以下のものを自分流にアレンジしてみてください。
- 彼女、両親、兄弟と久々に会う事になっている。
- 学生時代の同級生が出張で来ており、このあと会う事になっている。
- 荷物が届く。※日付変更が難しいもの(冷蔵の生もの、大型家電など設置作業が必要なもの)
- 光回線の立会い、トイレなどの水回り、エアコンなどの修理の人が来る。
- この後、歯医者の予約が入っている。
次点・午後になってから体が熱っぽいので。(これでも強引に誘う人間もいる)
「明日早いので」というのは、みんな早いんだ!という
群れる人間特有の理論を振りかざしてきますので
避けた方が良いでしょう。
■大切な時間とお金を失う
遅くまで飲んで終電になり、帰宅するのは午前様。
翌日が仕事であればパフォーマンスは下がり、残業するハメになるし
休日だったとしても早朝からのスタートダッシュが妨げられます。
起きたら昼なんて事になれば、大切な一日が失われます。
時間を失うという事は、残りの人生を失うのと同じ事です。
さらに、金銭的にも1回行けば、すぐに5,000円くらい使ってしまいます。
自己投資につながるAmazonの1円本(送料254円)なら20冊近く買えてしまいます!
二次会、三次会……などと、想像したくもありませんね。
■ストレスが溜まるだけ
どうでもいい愚痴を延々聞かされる。
自分も同じように不満を言わないと本音で話せよ的なプレッシャーがかけられる。
まぁ、実際本音(早く会社を辞めて自由を手に入れたい)は隠してはいるんですけど……。
ストレス解消のための飲み会が、逆にストレスになってしまう。
帰路でも、何で行ってしまったんだろう、断ればよかったと後悔ばかり…
そもそも、ストレス解消がお酒というのもおかしな話ではあるんですが。
■得られるものはゼロ
これから独立しようとする人間にとって
会社の飲み会から得るものは「0」です。
人脈づくり?
会社を辞めた後もどこかで繋がる事があるかもしれないから
付き合いだけはしておこうとか、つまならい下心は捨てちゃいましょう!
退職したら、別世界が広がっています。
会社員で上を目指すのであれば、上司へのゴマすり(会社員が出世するにはこれは大事)、
同僚との馴れ合い、先輩後輩の上下関係の再確認といった行為を
ぬかりなく行う必要がありますが
会社を辞めて独立しようとしている人間とは
そもそもの考え方が違うので話が合うわけがありません。
特に二次会で行くカラオケに至っては、上記のコミュニケーションすら行われず
聴きたくもない素人の酔っ払いの歌を聴いているという
「最も時間とお金を無駄にする方法」で
常に上位にランクインしている行為で、もはや殿堂入りクラスです。
■全部断らずにある程度は必要コストとして割り切る
本当は100%断りたいですが、入社したての頃はそうもいかないでしょう。
年間で大体どれくらい飲み会があるのか把握しておき
自分が出席しなくても良いものを割り出しておくといいです。
新年会、歓送迎会、暑気払い、忘年会、その他突発的なもの等……。
忘年会などは別々のグループからそれぞれ誘われる事もあるので
すべてを相手にしていたらキリがありません。
でも、さすがに社内での関係がギクシャクするのも困るので
年に数回の全員が出席するようなものは出席しても良いかと思います。
長い勤務時間が多少快適になるのであれば、必要コストと割り切るものアリです。
独立したら、行きたくない飲み会は行かなくていいんですから。
そうなったら一緒に飲んで楽しい相手とだけ時間を過ごしましょう。
ちなみに、お酒が入ってくると、副業の事をつい周りに言いたくなってきますが
絶対にしゃべってはいけません。
マイナス面だけで、プラス面はありませんので。
■やむなく参加してもお酒を飲まない
お酒を飲んでしまうと、どうしても帰宅してから何かをやるのが難しくなります。
そこで、飲み会ではウーロン茶やジュースなどを飲んで
お酒はできるだけ飲まないようにします。
最初からお酒は苦手というアピールをしておくか、医者に止められているアピールが必要です。
その際、参加費は割り勘になる事が多いですけど
ソフトドリンクじゃ損という考えは捨てましょう。
飲み会に参加したとしても、シラフであれば帰宅後に数時間は時間を使えます。
その時間を失う事の方がもったいないです。
ここは必要コストと割り切って、その後の時間を有効に使う方を選びましょう。
コメントを残す