目標を達成するために、少しでも無駄な労力を使いたくない。
効率良く最短ルートで目標を達成したい。
遠回りはしたくない。
誰もが求める理想です。
しかし、効率を考えている時間があるなら、まずはやり始めてしまって走りながら効率を高めていく方が、最終的には大きな結果が出せます。
■効率化なんて考えない!
最初から綿密に計算して、効率よく進みたいというのは人情ですけど、初期の段階ではハッキリ言って効率なんてのは圧倒的な作業量にはかないません。
それだけの作業をこなしていれば、自然と効率はよくなっていきます。
ビジネスで成功している人達や一流のスポーツ選手が、初期の段階で無駄な事は一切してこなかったでしょうか?最初は誰でも無駄も含めて、すべてやっていたはずです。
もちろん、ただやみくもにやればいいってワケではなく作業をするにも読書などで知識をつけてというのは大前提ですが。
まずは、やりたい事をリストアップして上から順番に片っ端から片付けていくのが一番です。
そもそも、最初に立てた計画通りに進むことなんてまずないんですから、考えるだけ時間の無駄です。
■作業の質×時間=結果
たとえ作業の質が低くても圧倒的な時間を掛ける事で、それなりの結果を出すことができます。
そもそも、最初は誰でも初心者なので手探りでやっていくしかないんですから。
まずは何としてでも時間をつくり、目標に向かって進むことです。
楽してうまくいっている人なんていません。
楽に見えていたり、成功者が苦労していないと言っているのは当人に苦労しているという自覚がないだけです。
ですが、他人から見たら圧倒的な作業量をこなしています。休日であれば、1日15時間とか平気でやってます。
調べものがあれば、土日にぶっ通しで30時間の読書とか当たり前です。
起きている時間は、ほぼすべてその事を考えています。
場合によっては寝ている時間でさえも……。
それでも、好きなこと、面白いことをやっているだけなので、本人は苦痛と思っていません。
1~2時間程度でやったつもりになっている人と比べれば、同じ「やっている」でも全く意味が違う事になります。
もし、それが苦痛だと思うのであれば、本当はやりたくない事なんじゃないでしょうか?
一流のスポーツ選手が筋肉トレーニングをあれほどまでにストイックに行えるのは目標のためにやっているからでしょう。
実際、筋トレ自体は退屈かもしれませんが、それをやる事がその先の結果につながることを知っているから続けられるんです。
正直、毎日1時間やっている程度では、会社を飛び出すことはできません。
趣味でやっているのであれば別ですが、本気でやるのであれば土日は1日中、平日でもスキマ時間を活用するなどして3時間以上はやりたいところです。
他人と比べることはあまり意味がありませんが、もしライバルが3時間やっているのならば、一気に4倍の12時間くらいやってみれば、大抵の場合あたまひとつ抜け出せます。
最初の3か月は、がむしゃらにやりまくるのがいいです。
「コレで合っているのだろうか?」とか「もしかして無駄な労力になってしまうのでは?」などと考えずに、無駄もひっくるめてガンガンやっちゃうのが良いです。
その分、結果も早くわかるので軌道修正も早く行えます。
スキマ時間を使って、たくさんの情報収集をしていると魅力的な情報がチョコチョコと頭に入ってきます。ついつい目移りしてしまうのですが、ノイズに惑わされずに脇目も振らずに今やっている事に集中しましょう。
確かに有益な情報もあるのですが、10個のビジネスアイデアをそれぞれ1コマずつ進めるより1個のビジネスアイデアを10コマ進めてしまった方が、早くビジネスとして確立できます。
途中で思い付いたアイデアはメモに残しておいて、今やっている事が一区切りついてから、どれかを選んで取り入れるのが良いです。
■ちょいちょい軌道修正していく
方向性を間違えないように……と考えていると、全く前に進めませんので、ある程度の方向性を決めたら一か月くらいガンガンやりまくってみる。
そうやっているうちに、新しい事が見えてくるので軌道修正して、さらにガンガン進む……
だって、最初から正しい方向なんてわかるわけないじゃないですか。そもそも学校のテストじゃないので、正解がひとつなんて事あるわけないんですし。
そもそも目標って、止まってないんです。
動いている相手を追いかけているようなものなんです。
でも向こうから近づいて来てくれるってことはないので、とりあえず走り出してみて、軌道修正をしながら距離を縮めていくのが、結果的に最短コースになるんです。
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