副業と言っても何から始めればいいの?

何始

一言に「副業」と言っても、数がありすぎて
どれをやったらいいのか分からず、迷ってしまう事もあると思います。

副業を始めるにあたって最初にオススメなのは
即効性のある「せどり」「転売」です。

「ブログ」や「アフィリエイト」は、違った魅力があり
文章を書くのが好きな人はこちらでも良いのですが
結果が出るまでに時間がかかります。

「せどり」も「転売」も呼び方が違うだけで
どちらもやる事は一緒で

お店で安く仕入れてネットで高く売る

という非常にシンプルな副業です。

そのため、すぐに結果が出るので続けるモチベーションも保ちやすいですし
本気で取り組めば、その先へとつながる商売の基本が色々と学べます。

少ない資金から始める事ができますし
即金性もあるので、資金不足にも陥りにくいです。

場合によっては家の中が段ボールだらけになったり
ぷちぷちのロールが転がる事になるかもしれませんが
それくらいまで行けば次のステージに進む段階になっていると思いますので安心してください。

■転売の利益は複利で雪だるま式に増やす

転売をやる場合、最初は少ない資金でも
得た利益をそのまま次の仕入れに使う事で
複利効果で雪だるま式に増やしていく事できます。

複利というのは、あのアインシュタインも絶賛したと言われる法則で

例えば、10万円を10%増やして11万円になったら
それをすべて再投資し、さらに10%増やすと12万1,000円。
次は13万3,100円……これを延々と繰り返していく方法です。

最初のうちは、あまり差が感じられませんが
途中からケタ違いに増加していきます。

以下の図は、10万円の資金を毎月10%増やして行った場合のグラフです。
実際は税金などもありますが、話がややこしくなるので
複利の考え方としてとらえてください。

複利-10

ちなみに緑色の「単利」というのは、毎回元金10万円の10%
つまり1万円ずつ増えていった場合です。

投資の世界で月利10%なんてのは、まずありませんし
あったとしても詐欺まがいのものでしょう。

100万円を複利の月利10%で運用できたら、単純計算で
1年で300万円、2年で1,000万円、3年で3,000万円、4年で1億円、5年で3億円になっちゃいますからね。
複利の力は非常に強力です。

このように、増えた資金をそのまま次の仕入れに回して複利で運用していれば
雪だるま式に資金を増やしていく事が可能です。

そして

小資金の「せどり」なら月利10%で増やしていく事は十分可能

です。

ある程度まで行くと物理的に不可能になりますけどね。

ですのでスタートアップの段階では、せどりで資金を作って
次のステージに進むのがオススメです。

■回転率の高い商品を扱う

特に初期の段階では重要なのですが
つい高い利益率の商品に目が行ってしまいます。

しかし、月に1個くらいしか売れていない商品では
売れるまでに時間がかかってしまいます。

自分だけが出品しているのであればまだしも
ライバルが居たりしたら、売れるのに数か月もかかってしまいますし
その間に価格も下がってしまうかもしれません。

そういったものをたくさん在庫として抱えてしまうと
運用資金が底をついてしまい、在庫を売り切るまでは
次の仕入れができなくなってしまいます。

ですので、初期段階で資金が少ないうちは
多少利益率が低くても回転率の高い商品を多く扱い
資金を増やしていく事に専念しましょう。

段々と余裕が出てきたら、低回転率でも高利益の商品を
少しずつ混ぜていくもの良いと思います。

■多少失敗しても良いので相場観を養う

私は以前、値幅の取れるある商品をたくさん仕入れ
最初は価格が上がっていたのですが
急に相場が下落してしまいました。

高額な商品だったため、正直かなり青ざめました……。

在庫を寝かせて、価格が上昇するまで待つか
安くてもいいからすぐに売ってしまうかの選択でしたが
すぐに原価割れで売り切ってしまいました。

最終的には仕入れ価格の80%くらいの回収でした。

20%の損ですね。

そのあとも価格はさらに下落し、在庫として持っていたら
さらに損害は大きくなっていました。

寝かせておくにしても、相場が戻ってくるか未知数ですし
その間、その分の資金が回転させられないので時間的にもロスになります。

これは株やFXなどの相場にも同じ事が言えるのですが
早めに「損切り」しないと致命傷になってしまいます。

また、金融商品などと違い、「転売」「せどり」では
在庫を抱えておく事になてしまうので
保管場所にも困りますし、それはコストになります。

その保管場所の倉庫代(家賃)もかかる事を忘れてはいけません。

こんな失敗をしながらも、相場観を体感してきた事で
相場を見る目が養われました。
こればかりは自分で実際にやってみないと、つかめない感覚です。

■絶対に赤字を出さないという考えは捨てる

「せどり」をしばらく続けていると
仕入れた商品の相場価格が下がってしまい

仕入値 > 売値

となってしまう事もあると思います。

この場合、最初のうちは赤字で売る事に抵抗があると思います。

1000円で仕入れたものを800円で売るなんて……

と考えてしまい、何とか持ち直すまで待とうかと思うかもしれません。

ですが、10個やるうちに1つくらい赤字になっても
全体で利益が出ればOKという考えでやっていく事が大切です。

これから数多くやっていくわけですから
多少赤字になる商品が混ざってしまっても
回転率を上げていった方が、最終的な利益は高くなります。

売り時を逃して不良在庫になるくらいなら
早めに損を確定させて次の仕入れに資金を回した方が得策です。

扱う品物にもよりますが、基本的に時間が経つほど商品価値は下がり価格は下がってきます。
もちろん、数多くやっているうちに仕入れの精度も上がってきますので
赤字になる商品の割合は下がっていくので
こういった事も少なくなってくると思いますが。

■新商品や限定品を扱う際の注意点

新商品は、価格の推移が読みにくいので
最初のうちは手を出すにしても
お試し程度に抑えておく事が望ましいです。

当たると大きいのでチャレンジする価値はあるんですけど
値下がりのリスクも考えておかないと痛い目をみます。

私は人気のある新商品などはやりませんが
最近では、ミニスーパー○ァミコンなんかもそうでしたね。

それより前に発売されていたミニ○ァミコンの影響もあり
前評判は非常に高かったものの
いざふたを開けてみたら、あまりプレミア価格になりませんでした。

発売直後でも比較的簡単に買える状態になっていたので
色々なところで「10台セット」とかで投げ売りされていました。

こうなると、定価で売れても手数料や送料などを考えると赤字です。

あの転売で一番儲かったのは、メルカリ、アマゾン、ヤフオクなどの
販売プラットホームの提供会社ですね。w

ちなみに限定品でプレミア価格になっていたとしても
再販が決定したり、実際に再販されたりすると
一気に価格が下落するので注意が必要です。

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